舞台は数多くの惑星で構成された銀河系。
銀河を二分する2つの勢力、ロンガディア惑星同盟とドラクシル帝国。
彼らは互いに勢力を伸ばし、争いを続けている状況であった。
ジェスター(主人公)の住む惑星ロザは銀河辺境に位置する砂漠の惑星であり、
資源が豊富で価値の高い星である。
だが2年前、ロンガディア惑星同盟がロザを支配下に置いてしまったことで、
もともとロザに住んでいた民は奴隷としてロンガディアの監視下に置かれていた。
砂漠のビーストを捕らえ、生計を立てていたジェスターだが、
ロンガディアの兵士に引き渡してもその報酬は少ないものであった。
徐々に、そして確実に劣悪になっていくロザの環境。
ロザに住む若者、ジェスターは、宇宙を旅することを夢見ていた。
ある日、ロザの街にある広場に、巨大なビーストが襲来する。
広場へと向かうジェスターの行方を阻むビーストたち。
ビーストと戦うジェスターの前に、謎の男「砂漠の爪」が現れる。
戦いが終わり、謎の男はすがたを消す。
ひとり、巨大ビーストを目指すジェスター。
そのジェスターを頼もしげに見つめる人影がいた。
宇宙海賊ドルゲンゴアの手下、サイモンとスティーブである。
サイモンたちにドルゲンゴアの一員としてスカウトされたジェスターは、
生まれ育った街を出て、海賊船ドルゲンアーク号へと向かう。
危うく乗船できなくなるところだったジェスターだが、
ドルゲンゴアの娘、キサラに助けられ、ドルゲンアーク号に
乗り込むことができた。
ジェスターを乗せたドルゲンアーク号は、ロザを旅立つ。
いくつもの冒険が待つ、広大な銀河へと。
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